~スミッション、サポート詐欺~
「2022年のサイバー犯罪予測」(セキュリティソフトの会社ノートン)が2022年のサイバー犯罪トップ3を予測しました。トップ3とは、
- 仮想通貨を狙うサイバー犯罪
- 人工知能(AI)や機械学習を活用したサイバー犯罪
- コロナのもたらしたデジタルシフトに便乗するサイバー犯罪
5/20のIBMのセミナーによると、サイバー攻撃の一番多いのはランサムウエア攻撃で、しかも手口が狡猾化しているとのこと。製造業が最も狙われたとのこと。 ※ランサムウエアとは、マルウエアの一種でパソコン、サーバーに潜入しデータを盗み出し身代金を要求する手口をいいます。
上記は、最近facebookに投稿したパソコンウイルス(マルウエア)の記事です。
年間35万のウイルス誕生って、コロナも顔負け?
Facebookのマルウエアが、上記のサイバー犯罪でも活躍しているのです。
そして、2021年にNSDAQの企業(米)が700万人分の個人情報が流出し、その流出した情報の中のメールを使って、流行してきている仮想通貨取引の初心者を狙ったサイバー攻撃が増えるとみられているようです。幸い、NASDAQ企業に情報を預けている日本人はいないようですが、日本でもまた仮想通貨取引が盛り返してきており、NFTというアート(デジタル写真)と仮想通貨を利用した新しい取引も増えてきているので、そうしたところに流入してくるネット初心者(?)などが狙われるということです。
また、「デジタルシフトに便乗したサイバー犯罪」というのも、コロナの影響で、家でネットを利用することが増えてきており、在宅ワークで使うクラウドや会社との通信などの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が増えているということです。さらに、日本のネットゲームマーの5人に1人がサイバー攻撃を受けた経験があるという調査もあります。こうしたことが2022年にさらに増えてくるということは十分予想できると思います。
私の方でも、amazonやクレジット会社を騙ったメールが多く来たりしています。
そしてfaicebook投稿をした翌日にサポート詐欺を受けたのです(被害はありません)。仕事中で危ないサイトやゲームなどやっていないのにです。

実際のサイバー攻撃(?)の様子
パソコンで何もしていないのに、『マイクロソフトからトロイの木馬に感染したのでパソコンをロックしました。』と来たのです。記載の番号に電話をしてください、そのまま閉じたりすると問題になります、というような音声も流れていました。
何事と思ったのですが、まずはインターネットを切って、音声も切って、内容を確認しました。怪しいと思ったのは、マイクロソフトのwindowsサポートの電話番号がフリーダイヤルではなかったので、スマホで確認すると電話番号が違ったので、電話をすることはやめたのです。
そして、次に同じような記事を探して、これが詐欺だと分かったのです。
初めてのパソコンがロック攻撃だったのです。
もし皆さんのところにも、こういうわけがわからないのが来たら、落ち着いた対応をお願いします。(そういう私も、ちょっと焦りましたが・・)
まずは被害を広めないためにネットを切りました。
そして、別の機器で検索しました。大概のウイルス、詐欺系の記事はネットに紹介されているので別の機器(スマホなど)で確認できるのです。
こちらも参考になるでしょう。・・・「被害にあったら、ここからセキュリティ」情報推進機構が管理
「ランサムウエア被害にあったら(警視庁)」というのがリンク外れてましたが・・・
そして、日頃からパソコンのバックアップを取っておくこともおすすめします。毎日でなくても週1回とか機械で設定できるのもあります。ただ、ネットにつながっていたら、バックアップごと被害にあったという事例もあるようです。
対策として推奨されているのは、
① 3か所に保存(現データと1次バックアップ、2次バックアップ)
②異なる2つの媒体に保存
③1つをオフサイトにする(OSからアクセスできないところ)
ちょっと、個人ベースでは大変ですね。個人でおすすめは、光ディスク、外付けHDD(耐用年数が短い)がお勧めのようです。
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